佐久間順平 プロフィール
さくまじゅんぺい

どの写真がほんものでしょう?

《佐久間順平 プロフィール》
1953年(昭和28年)9月30日神奈川県逗子市うまれ
早稲田大学卒業後、高田渡氏等と、『昼トップ・ストリングスバンド』結成。フォーライフ・レコードより「バーボンストリートブルース」リリース。ソロシンガーとして活動する中、高田渡、なぎら健壱、友部正人、中川五郎、森田童子、等のレコーディング、ステージを共にする。1978年より民謡の伊藤多喜雄とのセッションに参加、その暮NHKの紅白歌合戦に出演。TBSラジオ「母と子の朗読コンサート」、NHK教育TV学校放送「あつまれじゃんけんぽん」、TBSラジオドラマ「アドルフに告ぐ」「明日の風」「遥かなるズリ山」等で音楽担当。この産作品で三年連続芸術選奨作品賞となる。1994年 永六輔の詞「はるなつあきふゆ」に作曲(歌・デュークエイセス)1995年 同氏作詞「卒業写真」に作曲(歌・中島啓江」現在、さとう宗幸、高田渡、小室等、ヤドランカ、中島啓江、李政美、伊那かっぺい、南こうせつ、のステージ、およびスタジオワークに参加。2000年「かぐや姫コンサート2000」にサポートメンバーとして参加。2001年2月、佐藤GWAN博の25年ぶりのアルバム「星空」を、Co-produce2001年3月、高田渡のアルバム「日本に来た外国詩」をCo-produceその他ラジオ、てれび、映画、ビデオ等の音楽製作を続ける。
順平さんのこと
 ぼくが、ステージで順平さんと一緒したのは、数年前、ミュージカル仕立ての芝居『スパイものがたり』の再演時でした。彼の活躍はみみにしていましたが、ぼくの事情もあり、其の日までとうとう合奏することはありませんでした。『スパイものがたり』といえは゛知る人ぞ知るあの歌「雨が空から降れば」が、劇中歌としてつかわれた芝居です。
 この芝居は小室等を中心とする“六文銭”の生演奏とともに進行していきます。
演奏の中心に、順平さんがいたわけです。ただでさえ、楽器奏者としては出番のない僕は、カスタネットをたたいたりの“擬音屋”に転職させられたのでした。

 その舞台以降は幾度かステージを一緒することもあり、やっと、イギリス館に、彼を引っ張り出すチャンスにめぐまれたわけです。売れっ子の彼が出演の承諾を電話で言ってきたのは、遠くアメリカ合衆国でのみなみこうせつさんのコンサートの合間でした。そして、僕がそんな留守番電話をきいたのは、横浜のあちこちを走り回ってふらふらになって帰ってきたあとでした。

 順平さんの歌と演奏をゆっくり聞かせてもらいます。そして、二人で何ができるのか、それもたのしみです。
                                     2003年夏 及川記


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