Iさんのメール  「街と飛行船について」

歌のはなし「街と飛行船へ」

(略)

何年ぶりかで「街と飛行船」を浦安や那須野が原で聴いて、
また以前からあの独特なサウンドが耳に残っており、不思議に思っていました。
何でスタジオ録音がないんだろう?
また「六文銭メモリアル」に収録されている逆回転ごまかしバージョンは
おかしすぎる。
いろいろ調べていくと

「やくざもごくつぶしもぶしょうひげの先にごはんつぶをぶらさげて歌おう、
まま子も、みなし児も涙で汚れた顔にしあわせのお面付けて笑おう


というオリジナルの歌詞で歌われるスタジオ録音バージョンが
確かに存在することがわかり、早速入手いたしました。
テクニクスの4チャンネルステレオのデモンストレーション用非売品LPです。
元々、「小室等ファースト」に入るはずだったが、カットされ、
歌詞カードには「街と飛行船」の歌詞全体にシールを貼って隠していたとききます。
(と、いってもまだ手元には届いておりませんが楽しみです)
実はフォークが好きになったきっかけはSimon&Garfunkelと書きましたが、
それだけではないのです。

(略)

さて、「街と飛行船」ですが、このLPレコードはキングレコードが制作とありますので、
小室さんがせっかくスタジオ録音したのだからとちゃっかり入れちゃったのでしょ うか?
でもそのままでなく4チャンネル用にミキシング等を変えるわけですが、
その辺聞いてみてください。
残念ながらか当然かこの歌の歌詞は掲載されていませんでした。
ほかの歌はあるのにね。
また歌詞は後半の部分、

「乞食も泥棒、、造花をいっぱいくっつけてはねよう」、

「踊って歌って笑ってはねれば」と全部「はねる」になっており、
今まで聞いていた歌詞でなないので新鮮でした。
実際の原詩はどうなんでしょ うかねぇ、、
学生時代、別役実さんの戯曲集を買った記憶があるのですが
すっかり忘れております。
当時、大学の同好会の後輩の女の子が自由劇場の役者をやっており
六本木劇場へは行っており、吉田日出子さんらの芝居は見た記憶があることも、
この歌を聴きながら思いだしました。
そういった意味でも思い入れのある歌をきくのは良いものだと思いました。
しっかり六文銭ボックス同様、iPod へいれました。

(略)

テクニクスの4チャンネルステレオのデモンストレーション用非売品LPです。
元々、「小室等ファースト」に入るはずだったが、カットされ、
歌詞カードには「街と飛行船」の歌詞全体にシールを貼って隠していたとききます。
(と、いってもまだ手元には届いておりませんが楽しみです)

(略)
  そうして、メールはIさんによる四角への質問事項につながる。

質問:1,「街と飛行船」ですが、このLPレコードはキングレコードが制作とありま
すので、小室さんがせっかくスタジオ録音したのだからとちゃっかり入れちゃったの
でしょうか?でもそのままでなく4チャンネル用にミキシング等を変えるわけですが、

その辺聞いてみてください。

質問:2,残念ながらか当然かこの歌の歌詞は掲載されていませんでした。ほかの歌
はあるのにね。また歌詞は後半の部分、「乞食も泥棒、、造花をいっぱいくっつけて
はねよう」、「踊って歌って笑ってはねれば」と全部「はねる」になっており、今ま
で聞いていた歌詞でなないので新鮮でした。実際の原詩はどうなんでしょうかねぇ、、
・・・

 また、以下の文章は、四角へのメールと重複する部分も多いけれど、
ぼくが、今回のここへの掲載の許可をもとめたおりの、
Iさんの、ぼくに対してのメールである。
 参考までに。

(略)

 この「街と飛行船」ですが、もう30年以上も前のNHK-FM
「六文銭・フォーシーズンズ」の番組ではそのままの歌詞で流れていたのに
CDになったライブ音源ではノイズ処理されている
(どうやらLPでもそうだったという事がわかったのはつい最近でした。
すみません、LPは買ってません、先日シングルスというLPは買いましたが)
CDをきいてすごく違和感があったのです。
また、もっと前の70年ごろに松下電器の4チャンネルステレオ拡販用のLPには
きちんとスタジオ録音で入っていて、でも歌詞がちょっと違う。
70年ですから、これは四角さんが参加する前の六文銭っていうことでしょう。
不思議な歌がますます不思議に思えてきて
ついつい四角さんにメールを出してしまいました。
「放送禁止歌」に関しては中学ころから興味があり、たぶんきっかけはイムジン河です。
その後、URC/エレック系のレコードを買いあさった記憶があります。

 今日は納戸をあさって岡林のライブなどの放送禁止歌関係のLPを出してきました。
また聴いてみようと思います。
四角さんのお兄さんが設計した松下電器のプレーヤーで、、
(これも不思議な偶然です)
何年か前に「放送禁止歌・森達也著」を読んで
「竹田の子守唄も」そのような扱いだった事も知り、
自分と同じ世代が中心に働いているのに
ますますマスコミがおかしくなっていると思っていました。
CMでは当時のフォークソングがかかるのにね。
そんな訳で皆様のご活躍をみるにつけ、
ぼーっとすごしてはいけないと思いいろいろ興味を持ち続けようと思っております。
・・・

(略)