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4/4 Key=A 録音時は 和音があったのですが、 今後は多分、 打楽器のみで伴奏です。 忘れたので! |
‖: 甘がき ソレ 黒ビン :‖ テーブルの上にきのうあった そうきのう 九時のニュースの終り頃 君は歌が好きになって ウフフ ウフフ ウフフと笑った ‖: 甘がき ソレ 黒ビン :‖ 頭の中にさっきあった そうさっき テレビがもうすぐ終る頃 僕は皆好きになって アハハ アハハ アハハと笑った だったらだったら眠くならない薬をおくれ だったらだったらくいーっと もう一杯 もういいかい まあだだよ ‖: 甘がき ソレ 黒ビン :‖ バスにのって “甘がき“ ガソリンの匂い “黒ビン” 倒れそうな電信柱 “甘がき“ 十円崩してよ “黒ビン” バスに揺られて “甘がき“ お家に帰る “黒ビン” バスの窓から “甘がき“ 田舎のバスはおんぼろ車 丘の上のトタン屋根がお寺 “甘がき“ 居眠り坊主 “黒ビン” 貝殻踏んづけお堂までの小道 “甘がき“ お化けゴッコ “黒ビン” ‖: 甘がき ソレ 黒ビン :‖ おなかの中に入ってしまった そうおなか 眠くて眠くて気持がいい アダブラカダブラ油虫 イヒヒ イヒヒ イヒヒと笑った ‖: 甘がき ソレ 黒ビン :‖ おやすみ |
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この歌は、多分お察しのとおり、ヨッパライアタマで書いたものだ。 書いたというか、飛び出してきたというほうがよさそうだ。 そんなわけで、僕自身にも、甘がきも黒ビンは、なんのことやらわからない。 どの部分をとってもよくわからない。 ただ、なんか言葉にテンポはあるので歌ってみたくなる。 説明すると、バスに乗って・・・以下、数回繰り返す、“甘がき”と“黒ビン”は合いの手だ。 録音盤を聞いてもらうのが手っ取り早いけど。 そして「田舎のバスはー」はいわずと知れた? この歌にあるバスが走っている風景は、北海道は釧路の郊外である、多分。 まあ、どこだっていいんだけどね。 これを聞いて、それぞれに思いえがている風景の邪魔をするつもりはないデス。 公表した以上、たとえ書いた本人の感想でも、『聞いた人』分の一だ。 |
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ウォンさんの息子がまだ小学生のころ、この歌を聞いて、 一発で覚えてしまったのだという。 音楽的な法則性のきわめて希薄な歌なので、 正統派のかたがたには、頭痛、吐き気を催す(本当にいるらしい)人もいる中で、 即刻、記憶してしまうウォン美音志はエライ。 きわめて開放された感性の持ち主である。 忍耐強い、フットワークがいい、サーフもいい。 しかし今実際、音楽家となって活躍している彼にとって、 この曲の作者に、こうして誉めそやされるのは迷惑なんだろうな。 |
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ついでに、この曲を気に入ってくれたという情報数は、 あまりにも少ないので、一応分布図的に書き留めておく。 1 青森地方、文筆家を親に持つ小学校低学年の三名(男女)。 2 神奈川県央地方 元ハードル選手を母に持つ小学一年生女子。 3 東京副都心部やや郊外、音楽家を父に持つ小学三年生、男子。 4 大阪市郊外に豪邸をかまえる落語家、その人本人。 (なお記載された学年は1990年代半ばのもの) 以上、現在まで確認されたのはこの4例のみである。 今後も、情報の提供を待つ(リッコーホ受け付けます)。 |
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