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曲名 |
公表録音盤 |
作詞者 |
作曲者 |
040 |
ガラスの言葉 |
「引き潮」及川によるカヴァ
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及川恒平 |
吉田拓郎 |
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4/4
コードフォームはこのままで、カポであげたほうがいいです。僕がCDに収録したのも実はそうなのですが拓郎さんのオリジナルをちゃんと再現していません。すみません。
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E C E ≒ E C E ≒
E C E ≒
笑ってるよ 白いワンピースの
E C E ≒
長い髪に 落ちてゆく 影
B7 A E ≒
それは だれです か
E C E ≒
ふと止まる 鉛筆の 中 から
E C E ≒
真更な日記帳に 落ちてゆく 影
B7 A E ≒
それは だれです か
A6 E
ガラスの言葉が 眠ってる
A6 E
遠いあの日の遠いあの街
A6 C7
今晩はどこへゆく風 ミルキーウェイに花がほら
B7 A E ≒
あんなに一杯ほら 揺てる よ
E C E ≒ E C E ≒
E C E ≒
風が吹いている 丁度 その時
E C E ≒
風を見ていた その 眼差し
B7 A E ≒
それは だれです か
E C E ≒
食べかけの チョコレートから
E C E ≒
お幸せにと 落ちてゆく 影
B7 A E ≒
それは だれです か
A6 E
ガラスの言葉が 眠ってる
A6 E
遠いあの日の遠いあの街
A6 C7
今晩はどこへゆく風 ミルキーウェイに花がほら
B7 A E
あんなに一杯ほら 揺てる よ
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三十年もさかのぼる。
ただし、そのころの一、二年の違いはフォークソングにとっては、
天と地ほどの違いがあったりする。
つまり、食える食えない、市民ケンがあるないと言った位相での話だが。
その時期、あれよあれよという間に、どうやらこのまま音楽やってていいらしい、
という状況になってきていた。
すっかり人気者になっていた拓郎さんが、ある時、歌詞をくれと言う。
僕は僕で、なんだかゴク気軽に“アイよ”って渡した気がする。
大学ノートの端っこから、こんなものだろう、位の気持ちだっただろう。 |
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正直言って、この歌詞は、自分でもいまもってよく判らない。
とはいえ、それはこの歌詞にかぎったことではなく、僕にとっては、けっこうある話だ。
どこか僕の中に、わかったからってナンダと言うんだ、という気が働いていたりする。
ところで作曲者の拓郎さんは、そのとき正直にたしかに
“ナンダ、コレ?”と言った。
でも、だからと言って、彼は捨てたりせず、曲を付けてしまうのが、すごいところだ!?
考えてみれば(考えて見なくても)、拓郎さんには
自作曲のナンセンスソングがごまんとあるから、分かるとか分からないとかについて、
別にたいして気にも留めていなかったのかも知れない。 |
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二十数年経って、僕は自分のカヴァCD『引き潮』でこの歌を歌った。
そうして、先日拓郎さん自身が手術後の復帰ライブでこの歌を歌っていたと聞いた。
互いに、よく分からないまま、四半世紀後に、
“まっ、いいじゃないの”と歌ったことになる。
ただ、このまま終わっては、いくらなんでもなので、
『ガラスの言葉』の現在の僕の印象ぐらいは記しておきたい。 |
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書いたころは、ぜんぜん考えてもいなかったけれど、
この歌の印象は、カワイイ、オサナイ。
だから、僕には今後、もうづえったい書けない歌だと言うことだ。
はたして、客観的な判断としては、
カワイイ、オサナイが、卒業できる保証はないのが不安だけれど・・・
こうなれば、もうちょっとこの歌を歌い続けてやるぞ、と思っている僕は、
いい方法を考えついた。
一人でより二人で、というわけで、
おけいちゃんをそそのかし、今度のライブでやろうね、と声をかけたのだった。
彼女は、娘の結婚式で忙しく、ほかの事はいくぶん上の空だったから、
『うん』と言ってしまった。
僕は大急ぎで、デモテープをこしらえ、彼女に発送した。
なんだか、ここまで、うまく行き過ぎている気がしないでもない。 |
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ところで、拓郎さんのこと。
大手術のダメージを切り抜けて、カムバック。
予定していたライブツアーも、時期が遅れたとはいえ、決定。
と、遠くからやきもきしたり、ほっととしたりで、僕なりにふうふう言っていたら、
また、何が原因か倒れたとの情報があり、びっくりした。
と、思ったらともかく活動しているようだ。
このあたり、イノチガケで自分のペースを押し通しているのが、
ファンの方達には、いろいろな意味で、たまらないのだろう。
それにしても、もうちょっと“ナンジャク”にもなってほしい。 |
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