短歌往来 |
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今月号は田中綾さんの評論分も掲載されています。 |
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短歌往来 |
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毎月読ませていただいている。 そうして、再確認。 文芸にかぎらず、それぞれの分野に起こりがちな問題を、 短歌も抱えているということ。 つまり音楽の現状と、重なる。 この「問題」にマジメにとりくむことは、 どれほどしんどいにしても、避けては通れない。 もし、通るというのであれば、 それは、どこか商店街に大手スーパーが登場し、 頃合いを見計らって撤退する光景と同じだ。 さて問題の中身であるが、一読瞭然。 かな? |
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ある出版記念パーティで及川隆彦氏にお目にかかった。 彼はその時言った。 「君が、アノおいかわこうへいさんですか。 お目にかかれてよかったなあ。 なにしろ及川姓はゆうめいなヒトが少なくってね、 あなたとあとAV女優のおいかわなお、ぐらいのものでしょ、まあ私と・・・」 早速「短歌往来」を送っていただいたのだ。 2006年4月号が最新刊だけれど、 先月、つまり3月号の特集は、 甦る折口信夫の世界〜人形アニメーション『死者の書』によせて とあり、ァニメーション作家の川本喜八郎さんが、 歌人の方々に混じって登場している。 この作品は2月に岩波ホールで公開されている。 その宣伝文に登場している、スタッフの方々の名前は、 実は僕には、懐かしい。 故岡本忠成のアニメーションに音楽担当として参加したときのお名前が、 ずらっとならんでいるのだった。 川本さんと岡本さんは、日本のアニメーションを創成した方だ。 そのお二人が、草月会館でパペット・アニメショウを、 年に一度開催されていた。 1970年代のことである。 まさかのつながりが、短歌往来がもたらしてくれた。 僕よりやや年長の親類のものに言わせると、 長く生きていると、このようなことはよく起きるとのことだ。 しかし、うれしい。 |
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