ランニングの世界 1 | |||
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群馬大学の山西哲郎さんに僕がファンレターをだした。 それまで、体育系の典型と思って、テレビで眺める以外、無縁だったランニングの世界に、 こんな方がいらっしゃるとは、ゆめにも思わなかった。 彼の著作を十冊は読んだ。 そうして、ぼくよりよほど、文学系なのを知った。 自慢じゃないけれど、ぼくは音楽系である。 体育系よりは、数段体力的に劣り、文学系より、数十段、頭脳的にかるい。 こんなぼくのようなものでも、走っていいんだよと、彼の本はささやいていた。 彼が、僕に文章を書けという。 ことわろうはずもない。 しかし、自分の文章を、今読み返すと、全部愚痴である。 ランニング著名人の発展的な読み物の中に混じると、異様かもしれない。 異様である。 いいんだろうか・・・。 |
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