日々のこと34
コリズニ⇒ありがちな“デジカメ日記”
北海道中記

 2003年7月27日、北海道岩見沢でフォークジャンボリーと称して、野外コンサートが開かれた。七千名の観客を集めた、そのライブの模様はどこかテレビにオンエアされたはず。 それについては、たっぷり写真を撮ったので、別に報告するとして、道中にであった、“どうでもいいこと”を、先に見てもらおうと思います。 おつきあい下さい。

 ○月×日 

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 僕はコンサートの前日、リハーサルの合間に、会場付近を駆けていて、道路わきにある『消火栓』とやらを見かけた。数百メートル間隔程度であったのだけれど、一般道で、こんな装置が並んでいるのを、普段僕は見たことがない。北海道では、車両火災がそんなに多いのだろうか。そうして、なにより、こうして写真にとって報告しようと思ったのは、もっとこまかな事情があるのだ。
 よく見ると、水を取り出す口が上下に二つあるのが確認できるだろう。そうです! そのとおりです。下の蛇口が積雪により、使用不可になることを想定した、北国ならではの工夫なのだ。と、思う。どうなの? ちがうの?

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  と、言うわけで、写真にある矢印は、当然そうでしょ。積雪で、道路の端っこがわからなくなることに、備えてだよね。ね、ね、どうなの? ちがうの?と、二つ続けて“シツモン”したら、道産子が北海道のことを訊くのをいぶかしく感じた方がいたようだ。
 話は簡単で、すべて時代の流れということでカタガツク。当時、何もなかったのだ。そして僕は久しぶりの北海道だった。以下できるなら北海道のイントネーションでどうぞ。『ナンモナイ』

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 さて、僕たちコンサートシュツエン者、カンケー者は移動にバスを使った。その車内に等間隔に窓際にならんでいたのが、この缶ビールほどの大きさのシャンデリアである。大丈夫、おけいちゃんに確認したら、やっぱりシャンデリアと言っていた。 まだ明るい時間だったので光ってはいなかったけど、おけいちゃんも、確かにシャンデリアと言っていた。シツコイ。 ただし、光っているのを見たとしても、綺麗と思えたかどうかは、問題だ。
 それから、大きさの比較に缶ビールを使ったのは、そばで高田渡がたまたまのんでい
たからで、僕の生活態度が反映しているとは考えてほしくない。

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  広い麦畑の脇にあったのだから、麦の収穫に使用するものであることは、たぶん、間違いないだろう、たぶん。 ひょこひょこ走っていて、突然これを見かけたとき、なにか、伝統文化の職人に出会ったような気持ちになった。
 さて、みなさん、質問です。これは、機械ですか、道具ですか。ちょっと、こだわりたいシツモンです。
発表します!
 遅ればせながらの発表です。左にある写真に写っている物体は「アクロバット レーキ」というものです。なんせ、ぼくの北海道在住のいとこの友達の知り合いの、ナガイ、「ヤンマー農機具」の答えだから間違いないです。麦わらなどを集めるために使うそうで、牧草にはいためるので使用しないとのことです。ATさんありがと! 

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 僕ら出演者が楽屋として使用した建物は、北海道の古い生活文化を、今に、そして将来に伝えていこうとする博物館であった。そして、これが展示物のひとつ。もちろんスキーとストックですが、実際ぼくは同様のものを、子供時代に使った経験がある。
 竹のストック、そして単板のスキー。スキー靴もあるにはあったけれど、ゴム長靴に直接スキーを付けたりした。僕はなつかしいと思った。江戸時代の話である。今、すらっと読んでしまった人、いるのでしょうね、、、


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