日々のこと33 | |||||||||||||||||||||||||||
及川恒平 ヴェーダの森那須 音楽会 2003年 7月20日 |
撮影/黄永燦 |
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プログラム |
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歌・ギター/及川恒平 音響協力/ウォンウィンツァン | |||||||||||||||||||||||||||
以上、当日の『及川恒平ソロコンサート プログラム』より 平成十五年七月二十日(日)午後七時半開演 マハリシ総合研究所那須センターにて |
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瞑想の只中ですごしていると、街中でくらす日常の風景、そして物音が いささか過剰な刺激を伴っていることに、気づかざるをえません。 このコンサートも、そんな中でひらかれました。 歌の合間に普段いただく拍手も、ここでは無用です。 歌い終わった余韻の中に、聞き手の穏やかなよろこびをみつけ、 演奏者はたくさんの拍手と同等の賞賛をいただいていることを知ります。 そうやって、ひと時をともにわかちあい、 僕たちはその夜も、静かなそれぞれの眠りについたのです。 |
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ここで、歌わせてもらいだして、三年、三回目になります。 いつもながら、ここで歌っていると、静寂を音でうずめることだけが、 音楽家の役割ではないことを、再認識させられます。 そして、音楽の感動は、瞬間に激しく身体を覆うとはかぎりません。 日々のさりげなく訪れる無口なひと時に、まるで独り言のように、 立ちのぼってくる場合もあるでしょう。 その時まで待つことが、現代社会の激流に生きながらえるわれわれには、 少しつらいのかもしれないと、思わないではありません。 とはいえ、どこかに、なにかに期待しつつ、 許されるかぎり僕はこういう歌をうたっていたいと思います。 |
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ジェルソミーナの主題歌の旋律は忘れがたく、僕の中に残っていました。 しかし、邦訳されたという歌詞を歌う気にはなれませんてせした。 僕なりに書いた歌詞です。どういうわけか、 こんなケースでは、録音作品として残すことが許されないようです。 ともかく、ひっそり歌っていたい歌です。 残念なのは、このコンサートが一般公開されていないことです。 別に瞑想者でなくても、ここでの音楽がつくくる、 または、この場が作ってくれる音楽が持っている、 静かなエネルギーに触れることは、悪いことではないとおもうのですが・・・ |
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