日々のこと22

ジョギング3・ユウジャ篇





 いささか、書きにくいことになってしまった。
冗談めかしてジョガーの一生懸命ぶりを伝えるつもりだったのに、
次々におそってくるモンスターについにヒットポイントが残り2か3と言ったところだ。
 
 膝、日射病(貧血?)、ぎっくり腰ときて、続いては風邪ふたつ。
ふたつ、というのが味噌である。
つづけて泥棒に入られた感じである。イバッテドウスル。
言うまでもなく、抵抗力が落ちているということだ。

 そして、こんな現実を突きつけられているのに、今日もじつは軽く走った。
どれぐらい走ったかは書かない。
困ったやつだと思われるからだ。
もう思っているひともいるだろうけど…



 弁解にならない弁解をすれば、軽く走って体調を把握するのがジョガーなのである。
どこが気になるのか。どこがうずくのか。どこが痛いのか。どこに激痛があるのか。
ようするにどこか痛い。
ヤメロトイワレテモ(歌)…
 
 さてこのピンチからどうやって立ち直るか、幾つかの方法を提示しよう。

 まず、街を見つけて走りこむ。
フィールドから街の中に入った時にきくメロディはさすがにほっとする。
あとは宿屋を見つけて泊るだけだ。
ただし、棺桶を引きずっている時は、教会にたっぷり寄付して仲間を生返らせる必要がある。
悔しいけど…。

そして翌朝は必ず道具屋をさがして、ヤクソウをたっぷり買ってから、
フィールドにもどるのである。
そして思いっきり走ればいいのである。
早くDQの続編をやりたいなあ。



 リセットの利かない現実で、そんな状態におちいっているぼくとしては、
じつは活動を出きるだけ控えているしかない。
たとえば新しい歌を作るなどの生産的な作業は無理なので、本を読むとか、
テレビを眺めているとか、音楽を聴いているとか、ビールでも飲んでいるとか、
只々ぼっとしているとか。

 ただし『この休養中に新しい発想を蓄えて…』
などと考えたりしているところが、イジマシイのである。
休むときに徹底して休めないのが日本人の特徴と、
なにかで読んだおぼえがあるが、恥かしいほど、ぼくは日本人である。
 早くヒットポイント沢山もどってこい!



こんないい加減な文章を書くのでさえ、このページだけでもここまで四日かかっているのだ。
書いていて途中で、なにを書いているのか忘れてしまったり、
余計なことを書いていたりするのである。
その余計なことが面白いのかどうかも判断できないので、ことごとく消去することになる。

 しかし、余計なことだけで成り立っている『日々のこと』なのだから
全然消す事もなかったのだ、なとどとドウドウ巡り。
やっぱり消して良かったのだろう。か?


  
 ところで、今日山西哲郎先生から、
11月24日の京田辺の木津川マラソンに関係するイベントへ出席の話
なくなりましたから、と電話がありました。
(その代わり前橋の群馬大学に来て歌えとのこと。
気を遣ってもらっています。)

 しかし走るのをやめたり減らしたりすることには、づぇったいならないのだ。
『ジョギング3 ユウジャ篇』
すっかりランニングの楽しさを思い出したぼくは、このペースで走りつづけますよ。







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