体重が増加したこともあり、しばらく走行距離のきょくたんに落ちていたジョギングを再開した。
月々三百キロ程度を目標にしている。
このひとつきほど、このペースで走ってきたけれど、なんと膝が痛い。
平均一日十キロでこのテイタラク。
月五百キロを走っていたころのことなど夢のまた夢。
体重増加も一因。
加齢も一因。
3キログラム増えたとすれば、3キロの重りをつけて走っているのと同じ。
そんな重りをつけて十数キロメートルをハシルのだから、その負担は想像以上だ。
それを加味してジョギング距離を設定しなおす必要があるかもね。
誕生日がおとといだったから言うわけじゃないけれど、
流し(ウィンドスプリントっていったっけ)をやってみると、
景色の移り変わりがちょっとスローになった気もする。
三本もするとフラフラだし…
こんなふうにスピードが落ちるのはしかたがないとしても、
きちんと距離は走れるように早くもどりたいな。
そばの公園は一周の距離がわかっているのでタイムをとってもいる。
現在5キロ、10キロをキロ5分のペースで走るのがしんどい。
ジョガーなら楽なペースのはず。
十年前のぼくは、それがぎりぎりのがんばりの結果だったとはいえ、
10キロレースは三十六、七分だったのだから、よくここまで落ちたなあといったところだ。
ランニングの特徴は、練習結果がまるで飾り気もなくそのまま記録にでてしまうこと。
上り調子のときはいいけれど、こうやってマックラな現実をつきつけられちゃうと…
ところがです!
ランナーというのは、同人種にしかわからない秘めたファイティングスピリットっていうものがあり、
ぼくにもやっぱりそれがあるらしく、それじゃあまたチャレンジしてみようか、なんて気になっている。
話はとぶけれど、ジョガーならほとんどの人が体験していることのひとつに、
「ネクラ」と思われることがある。
いちいち弁解するのもばかばかしいので笑ってやりすごすけどね。
あのイッパン人の先入観ってなにが原因なんだろう。
頭の中をのぞいてみたい。
もどって、同人種とわざわざ言ったのはわけがある。
テニス愛好者でもある僕のまわりには、ボールを追いかけるんじゃなければ、
走ってなにが面白いの?タイプの人種がわんさかいるからだ。
しかしみくびってはいけない。
このテニスプレーヤーたち。
炎天下、ボールを追いかけるという条件さえあれば、二、三時間は走っているのだから。
瞬間的には全力疾走を混ぜての競技だから、先日のトーナメントで、
ぼく程度では三十分で熱中症のようになってしまった。
こんなふうに、今のぼくはどっちも中途半端な愛好者だ。
猛省。
とにかく基礎体力を作りなおすつもり。
十一月は群馬大学の山西哲郎先生のお誘いで
ランニングのつどいにも顔を出させてもらえるようだし、
ちょっとはかっこうになってないとね。
えっ?
ぼくの本業ですか。あっ、それはですね…
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