コンサートレポート

及川恒平ミニ・コンサート

青山学院大学演劇部2003年総会
歌とギター/及川恒平

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 午後六時から青山学院に隣接する青学会館で、立食パーティ形式の総会が始まりました。
なんと僕の学年が最年少の演劇部第20期で、最長老が第2期という、
スンゴイもよおしものです。

 小一時間ほどの立食、歓談後、先輩からゴーの合図です。
僕は野原に転がるボールを追いかける犬コロのようにマイクの前に。
五月雨川、雨が空から降れば、面影橋から、引き潮、ジェルソミーナ、平原にてと、
順番は変えましたがこのとおり6曲を、およそ30分ほど歌いました。
 
 このうち「ジェルソミーナ」は僕の自作詞です。
これにつけられている訳詞が、僕にはピンとこなかったので、書いてみました。
今の制度では、僕の詞では録音できないらしいので、ライブのみで聞いてもらっています。


 パーティの場で歌うのには、僕の歌がふさわしいとは思えませんが、
そこは、先輩からの至上命令が10月に出ていました。
がんばって集中して歌いました。
 それにしても、こんな雰囲気の中で歌うのは初めてのことでした。
こんな、とは一言で言うのはむずかしいのですが、ほぼ全員、僕より年上で、
おまけに学校時代の先輩で、おまけにフォークなんてあんまり知らない方たちで、
おまけにおしゃべりの方が大事なもよおしもので、おまけにMCをするリーダーがいないのでした。


 そうです、言いたかったのは、我がフォーク界のことであります。
フォークは、僕より年配者は数えるほどしかないのであります。

 秋に名古屋で、三浦和人くんが、こぼしていたのを思い出したのです。
 その時、酒席で彼曰く「僕や龍雲(同席していた)がフォークの中では、もっとも若輩なんです。
僕より若い人たちはニューミュージックというわけで・・・」
 確かに。

 とはいえ、総会は、楽しい集まりでした。
個別に挨拶させていただくたびに、お一人おひとりの大きさ、重厚ぶりを感じさせられました。
 それにしても、先輩たちにしたら、わけのわからない音楽だったことでしょう。
もっとも、ずっと後輩たちからしても、なにやらふにゃふにゃした音楽だということなんでしょう。


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